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紅茶と生ハムのマリアージュ。沖縄の山原(やんばる)で……こんなこともあるんだなあ。

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最近、お酒を飲む機会がめっきり減った。2018年も12月の半ばですが、今年、お酒を飲んだ日はたぶん3日くらい。ドクターストップがかかっているわけではないのですし、ここぞ、という時には飲むのですが……。
じゃあ、普段は何を飲むかというと、お茶なんです。
緑茶、紅茶、烏龍茶、コーヒー、ココア……。ノンアルコールの飲料なら何でも。
もちろんお酒は大好きなのですが……。

そんな私に、秋も終わろうかとしているある日、フェイスブックで1通の招待状が届きました。これが何とも不思議な内容で
紅茶と生ハムのマリアージュ。
えっ?そんなバカな……合うの?
と訝しがりつつ、案内状を詳しくみてみると。


仕掛け人は、宜野湾のLIQUIDさん。ヤバい。もうそれだけで何が起こるのか楽しみになるのに、
生ハムの提供は、東京で大人気のサルメリア69の新町賀信さん。新町さんがスライスする生ハムを食える……。
そして紅茶は、2018年国産紅茶グランプリ2冠に輝く金川製茶さん。紅茶を芸術にまで高めようとしている若き求道者。
そして会場は、ヤンバルのクックハルさん。ここで提供される野菜はもう、味が違います。
こんなセッティングで、行かない理由が見つかりません。
幸いなことに、この夏は仕事が繁盛して休みが取れなかったので、その代りと言っては何ですが、11月の下旬に少し長い休みを頂き、沖縄へと飛んだのです。
で、飛んだら沖縄はまだ夏っぽく、多くの人が半袖でしたので、やはりこれは夏休みのようなもんだよな、と妙に納得しながら、那覇から名護へと、路線バスで旅立ったのでした。

ヤンバルまでバスの旅。一瞬だけ海のそばを走る。

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先ずは、食前の紅茶から

11月21日午後の気温は20度前後。爽やか。
しかし旅程は、バスを乗り継いで数時間。降りた停留所から更に30分歩く。
こうなると暑い。汗が吹き出る。少し小高い丘を登る途中で、緑々と繁る樹々の合間から海が見える。

少し涼しく感じたが、これが11月も下旬と言うのだから、沖縄に来ていることを実感する。

丘を下ると、アグリパークと書いてある看板が見えてきた。この農業をテーマにした公園に会場のクックハルはあるのです。

アグリパーク玄関

クックハルで販売されている野菜たち

クックハルのテラス

ヤンバルの風がクックハルのテラスを吹き抜ける。一杯目の紅茶がまるい透明なグラスに注がれて、サラダがテーブルに並べられた時、思いました。那覇から数時間かけて、いや、東京から夏休みを取ってここまで来た甲斐があった、と。

先ずは紅茶のお話を。
最初の1杯は、香りに特徴がありました。
金川製茶の比嘉さん(この紅茶を育て、提供してくだささった人)のフェイスブックから引用させていただきます。(私が書くより、遥かに正確なので)

提供した3種類すべて水出しアイスティーでしたが、
一杯目は食前、日干萎凋させた紅茶を提供の6時間前から抽出開始。純粋に紅茶を美味しく味わえるように、あっさりと繊細な味わいに。提供する直前まで冷やして冷たいまま提供。少しずつ常温に戻るにつれて香りが変化する紅茶。

日差しの香りがする紅茶でした。美味しい。サラダを楽しみながら(これもまた素晴らしい)、一杯目の紅茶をいただく。
野菜と紅茶の、それぞれの日向の香りが軽やかに影響を与え合う。野菜も味と香りを変えながら。紅茶は確かに、時とともに香りが強くなる。不思議な紅茶。

どうしてこんなに野菜が美味しいのか?

紅茶もそうだけど、供された野菜について書かないと。
野菜も際立って美味しかった。
皿に盛りつけられたほとんどが初めて見る野菜。目で美しく、口の中に入れればそれぞれの触感が違い変化があり、味が軽やかなのに深い。香りも重層的。とにかく美味しい。

野菜と生ハム、紅茶のマリアージュ。香りの弦楽四重奏

そして生ハム。テーブルは4人掛けだったけど、一皿が4人前と勘違いするほどのヴォリューム。しかし新町さんのスライスを極めたその技は、口の中に一枚の生ハムを入れると、1ミリも暑さの無いその肉から、肉汁がしみ出し、生ハムなのにフルーティーな香りに満たされる。
美味い。

そして2杯目の紅茶、登場

この2杯目の解説も、比嘉さんが書かれたフェイスブックから。

二杯目は、高発酵高焙煎の紅茶を提供の14時間前から抽出開始。生ハムを食べ進めている途中での提供。水出しながらも渋も少し出しやや強い味わいになるように調整。ストレートではなく合わせる前提での入れ方。生ハムに油分があるため油の口溶けが悪くなるのを避けるために、提供の1時間前から常温に出しほんのすこしだけ冷たい感じで提供しました。

ということで、生ハムと合う。マリアージュ。軽やかに、それでいて官能的で、渋く美しい。あの感じは何だったんだろう……。

三杯目は、もはやデザートの紅茶

私のテーブルは、2人が女性。どうやらサラダと生ハムを食べきれないようで、お土産に。私も那覇に戻ったら在住の同志と、この夜ばかりは泡盛をいただくので、持ち帰り用を誂えていただき。

ようやく、ヤンバルの日も少しだけ傾きかけたころ、三杯目の紅茶が供されました。
これはもう、まるでデザート。
解説は、もはやおなじみの比嘉さんのフェイスブックから。

三杯目は、生レモングラスとやんばる青レモンの限定フレーバーティー(べにふうきファーストフラッシュをベースに)。食後にさっぱりと頂けるように、提供の3時間前から抽出。香りのメインはやんばる青レモンで、皮に含まれる精油をグラスの縁に塗るように着けて香りのみを使いました。味わいのメインにファーストフラッシュと生レモングラスを紅茶の味を崩さないようにブレンド。香りと味を別々に仕込んでグラス一つでフレーバーティーになるようにしてみました。青レモンの香り付けはお客様自信に飲む直前にしてもらったので、新鮮で最高の香りになったと思います。

だから旅はやめられない

生ハムと紅茶。こんな取り合わせ。私一人では思いつくはずもない。
旅が何かを発見させてくれる。
やはり、旅は止められないんですよね。
ちなみに、このサイトで金川製茶さんを詳記した記事も、読んでくださいね。

クックハル
住所: 名護市名護4607-1 ネオパークオキナワ駐車場奥

電話: 0980-43-7170
営業時間: 09:00~17:00(LUNCH 11:00~)
休日:日曜日
サイト:  クックハルフェイスブックページ 

LIQID リキッド
住所:
ストア1:沖縄県宜野湾市嘉数1-20-17№030
ストア2:沖縄県宜野湾市1-20-7 宗像発酵研究所内
電話:098-894-8118
営業日・時間:土・日・月 10:00~18:00

サルメリア69
住所:〒182-0004東京都調布市入間町3-9-11再春館製薬所ミール成城
電話:03-6411-9496 fax:03-6411-9497
定休日:毎週火曜日・水曜日
営業時間:平日12:00~19:00 土・日・祝日 11:00~19:00

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